【那須塩原】能登半島地震のチャリティーイベントを兼ねた障害馬術大会「那須グランドホースショー」が7日、寺子の那須トレーニングファームで始まった。9日まで。
同ファーム(広田龍馬(ひろたりゅうま)代表)が主催。エントリー料やパンフレットなどの売り上げの一部が引退馬の暮らす石川県珠洲市の牧場に寄付される。3日間で18競技が行われ、8日の「那須グランプリ」は障害馬術ワールドカップの国内予選に位置づけられている。
7日は中障害など6競技が実施された。馬にまたがった選手たちはコース内の障害を次々と飛び越え、人馬一体の息の合った動きに観客席からは声援が送られていた。広田代表(48)は「馬術競技を通して社会貢献がしたいと思い開催した。人を乗せて飛ぶ馬の美しさや息づかいを感じてほしい」と話した。
午前9時~午後4時。入場無料。(問)同ファーム0287・62・5188。