レンズ製造の新工場2棟が建設される栃木ニコン=大田原市

 ニコン(東京都港区)は10日、国内でレンズ生産を担う子会社の栃木ニコン(大田原市実取、津田剛志(つだたけし)社長執行役員)に3年間で250億円を投資し、新工場2棟を整備すると発表した。既存の製造棟の一部を解体し、新棟を建設する。デジタルカメラ用の交換レンズや顕微鏡の対物レンズなどの生産体制強化が目的で、2025年度の着工、27年度の完成を目指す。