労災申請を希望した鹿沼市、50代男性に鹿沼労働基準監督署が申請を案内しなかったとして、男性の遺族が国に慰謝料を求めた訴訟に関連し、労災による遺族補償年金が過少に認定されたとして遺族が国を訴えた訴訟で、同署が年金給付の増額を決定したことが10日までに、関係者への取材で分かった。決定は6日付。
訴訟で同署側は計算の誤りを否定したが、遺族の代理人弁護士は「今月27日に判決を控えていながら増額を決めた時点で実質的に誤りを認めた」と指摘した。
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