参加を呼びかける滝さん

「バーチャル親子ひろば」で開かれた防災講座の様子

「バーチャル親子ひろば」のQRコード

参加を呼びかける滝さん 「バーチャル親子ひろば」で開かれた防災講座の様子 「バーチャル親子ひろば」のQRコード

 子育て中の親子を支援している一般社団法人オンライン子育てひろば協会は5月、0~3歳の乳幼児を育てる母親たちがオンラインで自由に交流できる「バーチャル親子ひろば」のサービスを始めた。これまで同協会が開いていた予約制のオンラインサロンと異なり、好きなタイミングでアクセスできるのが特徴。代表理事の滝千尋(たきちひろ)さん(37)=下野市=は「今、誰かと話したい、悩みを共有したい人に気軽に参加してほしい」と呼び掛けている。

 同協会はビデオ会議システム「Zoom(ズーム)」を活用し、乳幼児がいる家族向けに子育てに関する情報や、子どもと触れ合う遊びを紹介するオンラインサロンを運営。新型コロナウイルスの感染拡大で、子育て中の父母が直接交流できる機会が限られていた際、親子がオンラインでつながれる場として注目され、延べ7千組以上が参加した。

 従来のオンラインサロンは予約制で、開催日時や参加人数が限られていた。このため、利用者から「もっと気軽に交流したい」と要望が寄せられていたという。そこで、平日午前10時~午後4時にいつでも参加できる“居場所”として「バーチャル親子ひろば」をオープンした。