【宇都宮】針ケ谷町の西川田川で21日に魚取りに来ていた小学6年男児(11)が川に落ちて死亡した事故を受け、市教育委員会は25日、学校での水難事故防止に向けた指導を徹底するよう市立全小中学校に通知した。
通知には、事故防止への3項目を記載。(1)児童生徒が河川に行く際には保護者や大人が付き添う(2)増水が予測される荒天時や台風後には近づかない(3)激しい水流や深み、転落の恐れなど危険箇所の事前把握-を児童生徒に指導するよう求めた。
市教委は来月4日に開く小中学校の校長会議でも、あらためて周知する。市教委学校教育課の担当者は「夏休みを控えており、事故の再発防止に向けて注意喚起を図っていく」とした。