日本中学校体育連盟(日本中体連)が今月示した全国中学校体育大会(全中)の実施競技から2027年度以降に9競技を除外する改革案。当該競技の選手からは「大きな目標が失われる」といった落胆の声が漏れる。一方、少子化などの事情を踏まえて「致し方ない」と現実的に受け止める関係者も。除外の対象外の競技も会期など規模縮小の方針が示されており、関係者は少子化の波に危機感を強めている。
「ナイシュー」
24日午後、栃木市大平南中のグラウンド。9競技の一つ、ハンドボールの部員が練習に汗を流していた。男子の大舘幸平(おおだてこうへい)主将=3年=は全中について「県、そして関東を勝ち抜いた先の大きな目標」と話す。
残り:約 677文字/全文:990文字
この記事は会員限定記事です
「下野新聞デジタル」の会員のみご覧いただけます。
登録済みの方はこちら
愛読者(併読)・フル(単独)プラン・スタンダードプランの方
ログインする