栃木県庁

 県保健福祉部は1日、県北健康福祉センター管内の認定こども園で、ノロウイルスを原因とする感染性胃腸炎が集団発生し、園児ら計30人が感染したと発表した。重症者はおらず、全員快方に向かっているという。

 部によると、園児28人と職員2人が6月15日~7月1日、嘔吐(おうと)や下痢の症状を訴えた。6月25日に園側から連絡があり、センターが調査と指導を行った。県保健環境センターが1日に4人の検体を検査した結果、全員からノロウイルスが検出された。