自民党県連は2日、2025年夏の参院選栃木選挙区(改選数1)の候補者を、高橋克法(たかはしかつのり)参院議員(66)に決定したと発表した。7月に決定される党本部の1次公認を目指す。
6月29日に県連総務会を開き、全会一致で決定。7月1日に公認申請の書類を党本部に提出した。
高橋氏は県議や高根沢町長を経て、13年の参院選で初当選した。現在2期目でこれまで、国土交通政務官や参院文教科学委員長などを歴任した。
下野新聞社の取材に対し「人口減少や都市と地方との格差など、地方には課題が山積している。課題の解決のため、引き続き頑張りたい」と3選への意欲を語った。
次期参院選を巡っては、立憲民主党県連が候補者を公募している。日本維新の会県総支部や共産党県委員会もそれぞれ、候補者擁立を目指す方針。