【栃木】内閣府のクールジャパン戦略などに携わる市出身の会社役員渡辺賢一(わたなべけんいち)さんが、インドネシアのプロダクションと合作で、大正時代に建てられた市内の廃医院を舞台としたホラー映画の制作を進めている。同国ではホラー映画が一番の人気ジャンル。経済成長が著しい同国の映画産業を市内に呼び込むきっかけとし、伝統的建物の利活用やインバウンドにつなげる狙いだ。6月に主演女優らが来日してショートムービーを撮影しており、8月ごろにオンラインで公開する。
市の政策フェローでもある渡辺さんは、インドネシアで自然との共生を目指す「ジャカルタ・ジャパン・タウン」の新設を進めるなど同国とのつながりが深い。
映画の舞台となる旭町の大場医院は、大正時代に建てられた洋風建築物。2年前に廃院となり、取り壊されるのを防ぐために買い取った市内の男性から利活用の相談を受け、同国で人気のホラー映画を撮影することとした。
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