【那須塩原】熱中症対策の強化を図るため、市は4日までに、市内の市有施設18カ所を「指定暑熱避難施設(クーリングシェルター)」に指定した。また外出時に気軽に立ち寄れる「涼みどころ」として、市内のセブン-イレブン27店舗を開放している。いずれも運用期間は10月31日まで。
クーリングシェルターに指定した施設は、市役所本庁舎や西那須野、塩原両庁舎、大半の公民館、那須野が原博物館、市図書館(みるる)など。熱中症特別警戒アラート発表時以外でも、熱中症対策として施設利用を推進する。開放時間は施設ごとに定めている。
セブン-イレブン店舗の涼みどころとしての開放は、市とセブン-イレブン・ジャパンが5月に結んだ包括連携協定に基づく取り組みの一つ。店舗には熱中症予防商品などを置いた特設コーナーを設けている。
市は今後、事業所の協力を募り、市内のクーリングシェルターと涼みどころの拡大を図っていく方針。