詐欺への注意を呼びかける寺内監督

 【小山】小山署は6日、向野の小山運動公園で、野球独立リーグ・ルートインBCリーグの栃木ゴールデンブレーブス(GB)の選手らと広報啓発活動を行った。

 同署員や県警交通機動隊員ら13人と、寺内崇幸(てらうちたかゆき)監督、中村拓馬(なかむらたくま)選手、塚越伊織(つかごしいおり)選手の3人が参加した。

 同所で行われた栃木GB戦を見に来た来場者に扇子やチラシなどを手渡し、警察官募集や交通事故防止、SNS型投資・ロマンス詐欺被害防止を呼びかけた。来場者は交通機動隊のパトカーや白バイ、県警のマスコットキャラクター「ルリちゃん」との写真撮影も楽しんだ。

 同署の赤坂真(あかさかまこと)警務課長は「警察から発信しても届きにくい部分もあるが、選手の力を借りて皆さんによく伝わったのではないか。交通事故や詐欺など、いつ自分が被害に遭うかわからない。注意してもらいたい」と話した。