帝国データバンク宇都宮支店は12日、一般管工事のスマート工業(宇都宮市鶴田町)が宇都宮地裁から破産手続きの開始決定を受けたと発表した。2日付。負債総額は約2千万円。
帝国データバンク宇都宮支店によると、スマート工業は1993年設立。工場や一般住宅を対象に、空調、給排水衛生、給湯設備など管工事全般を請け負っていた。
事業規模は年商数千万円で、財務体質は債務超過状態にあった上、新型コロナウイルス禍での受注不振や、外注依存度の高い施工体質もあって資金繰りは徐々に悪化。2023年12月に事業を停止したという。