第106回全国高校野球選手権栃木大会の開会式が12日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)で行われ、秋季と春季の関東大会優勝旗が披露された。
昨秋は作新学院が7年ぶり6度目の頂点に立ち、今春は白鴎大足利が初優勝。県高校野球連盟によると、県勢の異なる2チームが関東大会を秋春連続で制するのは初めて。
開会式では作新学院の小森一誠(こもりいっせい)、白鴎大足利の篠原飛羽(しのはらとわ)の両主将が入場行進を終えた56チームの前へと進み、ネット裏と一、三塁側の観客席に向け、それぞれの優勝旗を掲げた。
県高野連の神部知重(かんべとしかず)理事長は「同世代で関東を制したチームが県内に2校あることを改めて知っていただきたかった。県代表の1枠を争う熱い夏に期待してほしい」と話した。