【下野】市は12日、東洋経済新報社の「住みよさランキング」2024年度版の総合評価ランキングで県内1位になったと発表した。2位は宇都宮市、3位は小山市だった。
ランキングは6月に同社が公表した。全国812市区の安心度、利便度、快適度、富裕度の四つの視点に基づき、20項目にわたって調査した。総合1位は熊本県人吉市で、下野市は78位だった。快適度は県内で昨年に続き1位で、転入者数の増加や社会増が理由という。安心度は医療・福祉サービスの充実などの理由から県内2位だった。
また、市が総合ランキングの結果を基に調査した結果、関東7都県の人口5万人以上10万人未満の全62市中で、1位の千葉県袖ケ浦市に次いで下野市が2位だったことも分かった。同じく財政健全度も14位と上位だったという。
坂村哲也(さかむらてつや)市長は「ランキングは(下野市が)充実した医療・福祉サービスが受けられるまちだと証明した。これからも人口減少対策として子育て世代が安心して過ごせるまちづくりに取り組みたい」とコメントした。