8強進出を決め、喜ぶ石橋の先発・柳田(中央)=エイジェック

 第106回全国高校野球選手権栃木大会第8日は20日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)と清原球場で3回戦4試合が行われ、作新学院、文星芸大付、石橋、宇都宮商のシード勢が準々決勝に進んだ。

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 作新学院は小川哲平(おがわてっぺい)、斎藤奨真(さいとうしょうま)の完封リレーで小山南に4-0で快勝。文星芸大付も真岡工に7-0で七回コールド勝ちし、2戦連続完封勝利を飾った。宇都宮商、石橋は共に接戦を制した。

柳田、入江 信頼の継投 石橋

 県立勢の対決は終盤まで息詰まる投手戦。最後は石橋の2番手入江祥太(いりえしょうた)が宇都宮工の反撃を最少失点でしのぎ、先発柳田瑛太(やなぎたえいた)と熱い抱擁を交わした。「しっかり守り切り、精神面の成長を見せてくれた」と福田博之(ふくだひろゆき)監督も目を細めた。