4回、佐野日大の中沖が勝ち越しの右前適時打を放つ=清原

8強進出を逃し、肩を落としてベンチに引き上げる足工ナイン=清原

4回、佐野日大の中沖が勝ち越しの右前適時打を放つ=清原 8強進出を逃し、肩を落としてベンチに引き上げる足工ナイン=清原

 第106回全国高校野球選手権栃木大会第9日は21日、宇都宮市のエイジェックスタジアム(県営本球場)と清原球場で3回戦の残り4試合が行われ、国学院栃木、佐野日大、青藍泰斗のシード勢と茂木が勝ち上がり、8強が出そろった。

■結束力強く攻守に盤石

 盤石な試合運びで足利工に圧勝した佐野日大。6大会連続で8強入りを決めたが、麦倉洋一(むぎくらよういち)監督は「この試合も安易なフライを打ち過ぎ。ストレスのたまる試合」と指摘。高みを見据えるからこそ、厳しい言葉を並べた。