真岡市は22日、同市寺内の真岡てらうち産業団地の第1期予約分譲で、募集していた最大区画(6・6ヘクタール)の立地企業が食品素材製造の仙波糖化工業(真岡市並木町2丁目、小林光夫(こばやしみつお)社長)に決まったと発表した。

 3月1日~29日に予約受け付けを実施し、5社が応募。真岡工業団地企業誘致調査委員会の審査の結果、同社が内定した。同社によると、取得価額は16億6600万円。土地の引き渡しは2027年3月の予定。

 同社は既設工場が老朽化しているため、新たな設備導入による生産性向上などを目指し、新工場建設用地として土地を取得した。新工場の着工や稼働時期は未定だが、将来的に本社や市内の2工場を新工場に移転・集約することも検討しているという。

 同産業団地について同市は、10月28日~11月29日に第2期予約分譲を行う予定。