県は25日、県内76の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。15~21日の1週間に報告された感染者は計790人(前週622人)で1医療機関当たりの平均は10・39人(同8・18人)となり、5週連続で増加。流行が予想されるため、県はホームページなどで感染対策の呼びかけを強める。
1医療機関当たり10人を超えるのは、インフルエンザの場合、流行の注意報に相当する。
6保健所管内別で1医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは安足で13・82人。県北13・79人、県東13・63人、県南10・41人、宇都宮7・17人と続き、最も少ない県西は3・75人だった。年代別では最多の10代が135人。40代と80歳以上が各95人、50代83人などと続いた。
インフルエンザの感染者数は2週連続で増加し10人(前週5人)。1医療機関当たりの平均は0・13人。