県警本部

 増加する外国人の運転免許取得者に対応しようと、県警運転免許管理課は26日から、韓国語やポルトガル語など20言語に対応した運転免許の学科試験などを導入する。警察庁から5月に通達があり、全国で導入される。

 20言語は他にロシア語やベトナム語、アラビア語、インドネシア語、クメール語など。対応する試験は、原動機付き自転車(原付きバイク)と小型特殊自動車の試験を除く第1種運転免許と第2種運転免許、仮運転免許の学科試験。外国で免許を取得し、日本で運転を可能にするための切替審査でも20言語で対応する。

 これまで第1種免許は英語と中国語、第2種免許は英語にのみ対応していた。外国免許切替審査では11言語だった。

 同課は「母国語で受験できることで、県内に住む外国人の生活の一助になれば」としている。