日立ジョンソンコントロールズ空調は26日、栃木事業所(栃木市)のルームエアコン事業がドイツの自動車部品大手ボッシュ傘下の新会社に移ることについてオンラインで記者説明会を開いた。
日立ジョンソン社の菊地正幸(きくちまさゆき)日本・台湾バイスプレジデントは「栃木事業所のルームエアコン生産は現時点で変更はない。円安も続いており、競争力のある地産地消の拠点として、また確固たる供給の要として栃木は大切な製造拠点」と述べ、従業員約1600人の雇用継続などを強調した。
また栃木事業所に部品などを供給しているサプライチェーンについては「これまでも同じところを使い続けてきたわけではなく、変化してきた。ただし今回の再編においては現状のサプライチェーンを維持していく考えだ」と説明した。