任期満了に伴う塩谷町長選と町議補選(欠員1)は30日告示される。町長選にはともに無所属で、4選を目指す現職の見形和久(みかたかずひさ)氏(71)と町議で新人の鈴木恵美(すずきえみ)氏(62)の2人が立候補を表明し、一騎打ちとなる公算が大きい。町議補選には新人2人が立候補の意向を示している。投開票日は8月4日。
見形氏は3期12年の実績を強調するとともに、「持続可能な農村地域」づくりを推進するとして、子育て環境や地域医療体制の整備、財政健全化などを訴えている。情勢分析した上でのポスティングなどに力を入れる。
鈴木氏は「女性だからこそできるまちづくり」を合言葉に、政策の基本に医療福祉を据えて、「物から人への投資」「遊休施設の有効活用」などを掲げる。地区別のミニ集会を重ね、後援会入会カード回収などに注力する。