1日から宇都宮市今泉町のFKD宇都宮店で始まるお化け屋敷を直前に控え、31日は会場設営が大詰めを迎えた。
福田屋百貨店のお化け屋敷は、同社が同市中心部に店を構えていた時の夏の風物詩だった。現在の場所に移転し9月に開店30周年を迎えることを受け、復活を決めた。
3階大催事会場で開催する「妖怪屋敷」は、丸山工芸社(佐野市田沼町)が協力。31日は同社の社員が暗幕を使い迷路のような通路をつくったり、「子泣き爺(じじい)」や「ろくろ首」などの妖怪人形約10体を配置したりした。効果音などさまざまな仕掛けも盛り込み、怖さを増大させる。
同店催事課の金子哲也(かねこてつや)さん(38)は「有名な妖怪が多く、初めてのお化け屋敷にもいいと思う。夏休みに家族で楽しんでほしい」と来場を呼びかけていた。18日まで。小学生100円、大人300円、幼児無料。