宇都宮市とバスケットボールB1宇都宮ブレックスを運営する栃木ブレックスは1日までに、ホーム「ブレックスアリーナ宇都宮」(宇都宮市体育館)を改修する方針を固めた。
Bリーグは2026年にスタートする新カテゴリー「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」参入条件の一つとして「客席数5千席以上やVIP席を備えたアリーナの確保」などを示している。同市と同社は条件を満たす新アリーナの建設意向を示していたが、今年10月の初回参入審査に間に合わないと判断した。
佐藤栄一(さとうえいいち)市長は20年11月の記者会見で、ブレックスアリーナ宇都宮に代わる新アリーナ構想を発表。23年9月には、同市元今泉5丁目の宇都宮駅東公園を建設候補地とする考えを明らかにしていた。
同社は「改修計画をもってBプレミア審査合格後も、従来通り新アリーナ計画は継続する。極力早い時期に建設できるよう全力で取り組む方針は変わらない」としている。