記者会見する栃木ブレックスの藤本社長(右)と佐藤宇都宮市長=1日午後、同市役所

握手を交わす栃木ブレックスの藤本社長(右)と佐藤宇都宮市長=1日午後、同市役所

記者会見する栃木ブレックスの藤本社長(右)と佐藤宇都宮市長=1日午後、同市役所 握手を交わす栃木ブレックスの藤本社長(右)と佐藤宇都宮市長=1日午後、同市役所

 バスケットボールB1宇都宮ブレックスが、2026年にスタートする「Bリーグ・プレミア(Bプレミア)」への参入に向けて、1日に打ち出したホーム「ブレックスアリーナ宇都宮」(市体育館)の改修方針。下野新聞SOONでは、運営会社・栃木ブレックスの藤本光正(ふじもと・みつまさ)社長と宇都宮市の佐藤栄一(さとう・えいいち)市長が行った共同記者会見の発言や一問一答を詳報する。

 記者会見は午後3時、宇都宮市役所で始まった。冒頭、両者からBプレミア参入審査に向けての方針説明があった。

 藤本社長「Bプレミア参入審査に向けた方針について。要点は二つ。参入審査が10月に迫る中、審査の合格に向けて現在のブレックスアリーナ宇都宮(市体育館)の改修工事を行うことで、審査のクリアを目指すことになった。もう一つは、宇都宮市と進めている新アリーナ計画は引き続き継続し、早期の実現を目指していく」

 「詳細を説明したい。新アリーナ計画は、数年前から実現に向けて市と協議してきた。われわれだけでは建設は難しいのでさまざまな民間団体、企業と協議や検討を続けている。ただ、建築業界の状況、建築価格の高騰や人員逼迫(ひっぱく)などがプロジェクトを非常に難しいものにしている。想定以上に時間がかかっている」