7日開幕する第106回全国高校野球選手権大会に出場する石橋ナインの出発式が2日、JR宇都宮駅で行われ、保護者や県高野連関係者、高校野球ファンら約150人が拍手で夏の甲子園に挑むナインを送り出した。
県高野連の神部知重(かんべとしかず)理事長は「多くの声援を力に変え、全国の精鋭を相手に力を存分に発揮してほしい」と激励。同校近くのJR小金井駅の井沼貴裕(いぬまたかひろ)駅長も訪れ「甲子園でも持ち前の石高魂を発揮し、全力でプレーしてほしい」とエールを送った。
田口皐月(たぐちさつき)主将は「甲子園では、県大会で応援してくれた県民に恩返しできるようプレーする」と誓った。
石橋は7月28日まで開かれた栃木大会で初優勝を果たし、夏の甲子園初出場を決めた。県立校としては19年ぶり夏の甲子園出場となる。