栃木地方最低賃金審議会(会長・杉田明子(すぎたあきこ)弁護士)は5日、2024年度の本県の最低賃金を1時間当たり50円(5・24%)引き上げ、1004円に改定するよう、栃木労働局の川口秀人(かわぐちひでと)局長に答申した。引き上げは21年連続で、賃金表示が現行方式となった02年以降で引き上げ幅は最大となり初めて5%を超えた。異議申立期間を経て、10月1日から適用される予定。