【那須】大島の那須どうぶつ王国で9月1日まで、世界中のカブトムシやクワガタを展示した企画展「カブトムシ王国」が開かれている。
観察や触れることを通し昆虫に親しんでもらおうと6年ぶりに開催した。同園の王国ファームでは、世界最大のヘラクレスオオカブトや東南アジア原産のオキピタリスノコギリクワガタなど珍しい約30種を日替わりで展示。地元で捕れたノコギリクワガタやカブトムシ約50匹を放し飼いにしたサファリエリアもあり、訪れた子どもたちは興味津々な様子で触れ合っていた。
群馬県から家族で訪れた保育園年中松村虎空(まつむらとあ)ちゃん(4)は「たくさんのカブトムシに触れられて楽しかった」と笑顔。同王国広報戦略室の宮地(みやち)さくら室長(45)は「さまざまな大きさや形の昆虫を観察したり触ったりして命の大切さを感じてほしい」と話した。
午前10時~午後4時半(最終入場は4時15分)。入園料とは別に料金300円が必要(3歳以下は無料)。小学生未満は保護者の同伴が必要。(問)同園0287・77・1110。