間もなく迎えるお盆。今年は13~16日が平日で、前後の土日祝日を含めると最長「9連休」になる。例年より長いお盆期間、皆さんはどれくらい休みを取れるのか。下野新聞社は9日までに、LINE公式アカウント「とちぽ」を通じてアンケートを実施した。1059人から回答があり、大きく分かれる結果となった。お盆の過ごし方について、最も多かった答えにうなずく人も多いのでは。
アンケートは7月26日~8月6日に実施した。
「今年のお盆休みは最大何連休ですか(土日祝日を含む)」の設問で、最も多かったのは「9連休」(215人)。全体の2割を占めた。同数で最多となったのが、「連休はない」(215人)だった。
この二つの回答を職種別に見ると、9連休と答えた人が多かったのは「メーカー・製造業」。メーカー・製造業の158人のうち、71人(約45%)が9連休と答えており、10連休以上も25人いた。
一方、「連休はない」の割合が最多だったのが「サービス業」で、128人中、57人(約45%)だった。「医療・福祉業」が113人中36人(約32%)、教職員を除く「公務員」が74人中17人(約23%)となった。
「9連休」「連休はない」に続いて多かったのは、「10連休以上」(101人)。この他、「3連休」(86人)、「6連休」(71人)、「2連休」(61人)などが多かった。
お盆期間中で休日となる日を全て選んでもらったところ、最多は「11日」(692人)の日曜日、次いで「14日」(685人)、「15日」(673人)となった。
「今年のお盆休みが例年より長いことについてどう思いますか」についても尋ねた。
「とてもうれしい」(298人)と「ややうれしい」(280人)を合わせ、半数超の人が好意的に捉えていた。対して、「あまりうれしくない」(288人)、「うれしくない」(193人)も一定数いた。
「うれしい」理由として、「ゆっくりできる」「長く休める」「旅行に行ける」などが目立った。一方、「うれしくない」理由は「仕事だから」「休みがないから」の他、「いろいろなところが混む」などが挙がった。
「お盆の過ごし方」を聞いたところ、最多は「いつも通りの生活をする」(402人)で約38%を占めた。次いで「集まった家族・親戚と過ごす」(386人)、「仕事をする」(114人)と続いた。
例年より長いお盆休みを待ち望んでいる人も多いだろう。ただ、いつも通りの生活を送り、気づいたらお盆期間が終わっているかもしれない。
※アンケートは多様な声を聞き取ることが目的です。無作為抽出による統計的な方法で民意の傾向を把握するための世論調査とは異なります。