茂木町は8日までに、地域活性化に向けて日本レースプロモーション、ケーブルテレビ、よい仕事おこしネットワークの3団体と連携協定を結んだ。同日はふみの森もてぎで日本レースプロモーションとの調印式が行われ、古口達也(こぐちたつや)町長と同社の上野禎久(うえのよしひさ)社長がファンを前に連携をアピールした。
同社は国内でフォーミュラカーレース「スーパーフォーミュラ」を運営。協定締結で同社は全国で町のPRを行ったり、レースの映像や画像の無償提供をしたりする。「点であるサーキットだけでなく、面である地域を楽しめる試みをしたい」と上野社長。古口町長は「関係人口が増え、地域の新たな担い手づくりにつながれば」と期待した。
ケーブルテレビとは町内のデジタル化推進で連携。既に高齢者対象のスマートフォン教室なども行っており、同社の高田光浩(たかだみつひろ)社長は「デジタル化が進めばコミュニケーションも広がり、地域活性化につながる」と強調した。
「よい仕事おこしネットワーク」は全国の信用金庫が参加する団体で、中小企業のビジネスマッチングなどを行う。町もこのネットワークに加盟することになり、古口町長と烏山信用金庫の束原民範(つかはらたみのり)理事長が調印した。