【栃木】市中心部の蔵の街大通りや巴波(うずま)川周辺で4日、「蔵の街サマーフェスタ2024」が開かれ、大勢の人でにぎわった。万町交番から文化会館入口交差点付近までの約700メートル区間や銀座通りが歩行者天国となり、飲食の販売や音楽のステージイベントが行われた。
初の試みで、日没後の蔵の街大通りをペンライトで照らす「天の川プロジェクト」を実施。約500人がペンライトを一斉に掲げ、光で天の川を表現した。
巴波川では、先祖の供養や平和を願う「鎮魂線香花火と平和祈願灯ろう流し」が行われ、約200人の小学生らが川の両岸に並び、線香花火に点火。キラキラ光る花火が川面に反射し、一帯を幻想的に照らした。その後、灯籠流しも行われ、訪れた人は写真を撮るなどして楽しんだ。
栃木中央小3年、外川紗菜(そとかわさな)さん(9)は「花火がきれいで感動した。灯籠にはダンスが上手になるよう願いを込めた」と話していた。