柔道男子団体2回戦 白鴎足利の中堅・柴田(右)が内股を仕掛ける=大分市のレゾナック武道スポーツセンター

 全国高校総体(インターハイ)は10日、大分市のレゾナック武道スポーツセンターほかで各競技が行われ、柔道男子団体の白鴎大足利は2回戦で崇徳(広島)に0-3で敗れた。次鋒中田涼太(なかだりょうた)から副将木口豪人(きぐちたけひと)までの3人が一本負けを喫した。

 ボクシング男子はライトフライ級の小林栄絢(こばやしえいしゅん)(白鴎大足利)、バンタム級の生澤銀侍(いけざわぎんじ)(作新学院)が3回戦で共に判定勝ちし準々決勝進出。ミドル級で前回王者のシルバ・イエシュア(同)は初戦の2回戦で神奈川県代表選手にRSC勝ちした。

2本柱敗れ流れ失う

 畳の上で突き付けられたのは厳しい現実だった。柔道男子団体の白鴎大足利は2回戦敗退。大将の黒田佑斗(くろだゆうと)主将は「相手の圧力に負け、自分たちの実力を発揮できなかった」とうつむくしかなかった。