パリ五輪のレスリング女子76キロ級で金メダルを獲得し、日の丸を掲げる鏡優翔=11日、パリ(共同)

女子76キロ級決勝 米国選手(上)と対戦する鏡優翔=パリ(共同)

パリ五輪のレスリング女子76キロ級で金メダルを獲得し、日の丸を掲げる鏡優翔=11日、パリ(共同) 女子76キロ級決勝 米国選手(上)と対戦する鏡優翔=パリ(共同)

 パリ五輪最終日の11日、レスリング女子76キロ級決勝で、宇都宮市出身の鏡優翔(かがみゆうか)(22)=サントリー=はアメリカのケネディアレクシス・ブレーデス(20)を3-1で下し、自身初の五輪で金メダルを獲得した。女子最重量級で日本選手の金メダルは初めて。

 小中学生時代は下野市のレスリングクラブ「下野サンダーキッズ」所属。宇都宮市雀宮南小-雀宮中、東京・稲付中-帝京高-東洋大と進んだ。2023年世界選手権の同階級で優勝し、パリ五輪代表に内定した。