はつらつとスタートする40・8キロの参加者たち

 【塩谷】第8回しおや湧水の里ウォーク大会が「山の日」の11日、高原山麓で行われた。約900人の愛好者らが、それぞれのペースで真夏の山間歩行に挑んだ。

 町民有志らでつくる実行委員会が主催。スタート地点の玉生小校庭は40・8キロ(記録あり、なし)、31・4キロ、24キロ、10キロの5部門にエントリーした参加者で早朝から熱気に包まれた。横浜市、主婦清水芽蕗(しみずめぶき)さん(37)は「空気がきれいで涼しい。真夏の大会は初めてだが、体力の限界に挑戦して40・8キロを完歩したい」と意気込んでいた。

 参加者は順次、手を振るなどしながらスタート。3人のゲストウオーカーも参加する中、甘酒や果物が用意されたエイドポイントを通過しながら完歩を目指した。

 遠藤広実(えんどうひろみ)実行委員長(56)は「ようやく地域密着のイベントになってきた。県内で一番大きな動きの大会にしていきたい」と話していた。