全国高校総体(インターハイ)は13日、佐賀市のSAGAアリーナでボクシングが行われ、男子ミドル級のシルバ・イエシュア(作新学院)が優勝し、大会連覇を果たした。同競技で県勢の連覇は同フライ級の古口哲(こぐちさとし)さん(同)以来48年ぶり。
28人によるトーナメントで争われたミドル級で、シルバは3試合を勝ち上がって決勝に進出。決勝は熊本県代表選手と対戦し、1回に連打でダウンを奪うと、その後も攻め続け、判定で勝利した。
シルバは昨年の全国選抜、インターハイ、特別国民体育大会の同階級で高校タイトル3冠を達成。今年は全国選抜も連覇した。県高校体育連盟ボクシング専門部によると、高校通算5冠は県勢で初めて。