石橋が2点を先制し、盛り上がるスタンド応援席=13日午前、甲子園球場

石橋が2点を先制し、肩を組み合って盛り上がるスタンド応援席=13日午前、甲子園球場

石橋が2点を先制し、盛り上がるスタンド応援席=13日午前、甲子園球場 石橋が2点を先制し、肩を組み合って盛り上がるスタンド応援席=13日午前、甲子園球場

 第106回全国高校野球選手権大会2回戦で石橋が聖和学園(宮城)を相手に甲子園初勝利を挙げた13日、阪神甲子園球場の応援席で、地元・下野市の公民館や石橋高で、生徒や保護者、卒業生、下野市民らが声をからして石橋ナインとともに戦い、勝利の歓喜に酔いしれた。

 得点を重ねるたび、石橋応援席にオレンジ色の波がうねった。

 阪神甲子園球場の一塁側アルプススタンドには約2800人が詰めかけた。最上段まで応援席を埋めたのは、1勝が遠かった昨春のセンバツの時と同じオレンジ色のTシャツやポロシャツ、うちわやタオル。四回表、伊澤颯盛(いざわりゅうせい)のタイムリーで2点を先制すると、応援席がうなり声に揺れた。メガホンを掲げ、笑顔で肩を組み、応援歌を歌い、スタンドにオレンジ色の波をつくった。