県は15日、県内69の定点医療機関で把握した新型コロナウイルス感染者数を公表した。5~11日の1週間に報告された感染者は計862人(前週806人)で、1医療機関当たりの平均は12・49人(同10・61人)となり、2週間ぶりに増加に転じた。
県内76の定点医療機関のうち7医療機関がお盆休みで未報告となっているが、感染者数は全体で増加した。インフルエンザの感染者数は8人(同46人)で5週間ぶりに減少し、1医療機関当たりの平均は0・12人だった。
新型コロナでは、6保健所管内別で1医療機関当たりの平均患者数が最も多かったのは県北の16・85人。県東15・60人、安足13・00人、県南11・94人、宇都宮10・76人と続き、最も少ない県西は6・00人だった。
年代別では最多の80歳以上が120人。70代117人、10歳未満109人、50代103人などと続いた。