石橋の福田博之監督(左)と青森山田の兜森崇朗監督

 第106回全国高校野球選手権大会第10日は16日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3回戦4試合を行う。13日の2回戦で甲子園初勝利を挙げた本県代表の石橋はベスト8進出を懸け、第3試合(午後1時10分開始予定)で青森山田(青森)と対戦する。

 青森山田は7年ぶり12度目の出場で、初戦の2回戦は長野日大(長野)と対戦。最速152キロの直球を投げるエース関浩一郎(せきこういちろう)が完投、1番佐藤洸史郎(さとうこうしろう)が本塁打を放つなどし、9-1で快勝している。

 3回戦での本県勢と青森県勢の対戦は、前回大会で文星芸大付が八戸学院光星に3-6で敗れたのに続き2年連続。

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 石橋の福田博之(ふくだひろゆき)監督と青森山田の兜森崇朗(かぶともりたかあき)監督に互いの印象や意気込みなどを聞いた。

 -相手の印象は。

 福田 走攻守全てにおいて別格で優勝候補。打線は1~9番まで切れ目がなく、特に全員が主軸のように強力。

 兜森 攻守ともに粘り強い。打線は全体的に速球に強くてミートがうまく、内野の守りが堅い。4番の入江祥太(いりえしょうた)がチームを引っ張っている印象。