» 動画ページへ

ゆっくりと流れながら、川面を彩る灯籠=15日午後7時5分、真岡市台町

 真岡商工会議所青年部主催の「真岡の灯ろう流し」が15日夜、栃木県真岡市台町の行屋川水辺公園で行われた。先祖の慰霊や平和への祈りを込めた灯籠約3500個の光が川面を幻想的に照らした。

 竹明かりやたいまつなどで演出された会場で、参加者は「家族全員が健康でありますように」「平和な1年になりますように」などと願いを記した灯籠を川面に浮かべ、美しく漂う様子を眺めた。

 職場の同僚と訪れた上三川町上三川、医師横関紗帆(よこぜきさほ)さん(28)は「小児科にいるので、子どもたちの健康を願った。温かい光でとてもきれい」と話した。