たくさんのカブトムシと触れ合う園児たち

 【那須塩原】東大和町のブリヂストン那須工場はこのほど、若葉町のわかば保育園の年長園児14人を招き、同工場敷地内でカブトムシ見学会を開いた。

 同工場は2008年に飼育小屋を設け、樹木の剪定(せんてい)などで出た廃材を利用してカブトムシを飼育。子どもに命の尊さを伝えたいと毎年見学会も開いている。

 園児たちはデジタル紙芝居を鑑賞してカブトムシの生態について学んだ後、飼育小屋に入った。初めはたくさんのカブトムシを前に緊張した様子だったものの、恐る恐る手を伸ばして捕まえると笑顔を見せていた。

 室井翔斗(むろいかなと)ちゃん(5)と塚本晴葵(つかもとはるき)ちゃん(5)は「カブトムシに触るのは初めてだったけど、楽しかった」と喜んでいた。この日は6月に苗を植えたサツマイモへの水やりも行った。