【大田原】佐久山地区の夏の風物詩「佐久山納涼花火大会」(佐久山商興会主催)が17日夜、岩井橋付近の箒川河川敷で行われ、花火約5千発が夜空を彩った。
今年61回目を迎えた恒例行事。台風7号の影響を考慮し16日から順延された。
先祖などを供養する約500個の灯籠流しが行われた後、花火大会がスタート。親園中の生徒がアナウンスを担当し、4、5号玉の連発やメッセージ花火、佐久山小の創立150周年を記念したスターマインなど、さまざまな種類の花火が次々と打ち上げられた。
多くの家族連れらが芝生の上などで鮮やかな大輪を満喫。同会の武藤仁志(むとうひとし)会長(65)は「1日遅れとなったが、地元の皆さんの協力で無事に開催できてうれしい」と喜んでいた。