完成したなすからこども園の園舎

内部を見学する親子ら

完成したなすからこども園の園舎 内部を見学する親子ら

 【那須烏山】来年4月に開園する市立の認定こども園「なすからこども園」の園舎が完成しこのほど、竣工(しゅんこう)式と内覧会が東原の同園で開催された。

 市は来年度、岩子の「にこにこ保育園」と東原の「つくし幼稚園」を統合し、同幼稚園敷地内になすからこども園を新設する。園舎は木造2階建てで、延べ床面積は約1470平方メートル。1階に0~3歳児の保育室や職員室が入り、2階に4、5歳児の保育室などを置く。工事費は約7億5800万円で、今年7月末に完成した。

 竣工式で川俣純子(かわまたじゅんこ)市長は「園舎内部は予想以上に明るく広々とし、子どもたちも喜ぶのでは。未来に羽ばたく子どもたちが育つ園になってほしい」とあいさつした。式後には、通園予定の子どもやその保護者らが内部を見学した。

 新たな園舎は、夏休みが明けた今年9月からつくし幼稚園児が利用する。来年4月ににこにこ保育園の園児も利用を始め、なすからこども園が正式に開園する。