自民党県連の政治資金パーティーを巡り、券の過大販売が常態化していた実態が下野新聞社の20日までの取材で判明した。「購入者の大半は参加しないので、パーティー券自体を渡さないこともあった」と明かす関係者もいた。
券の売り上げを「なかったこと」にして裏金化することが容易な実態も浮かび上がる。ルールの甘さが長年、指摘されてきた政治資金パーティー。自民派閥の裏金事件を受け6月に改正政治資金規正法が成立したが、その在り方や透明性の課題は残されたままだ。
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