福田知事が学生にエールを送った県行政職インターンシップ=21日午前、県庁研修館

 志望者が減少する県職員の人材確保につなげようと、福田富一(ふくだとみかず)知事は21日、県庁研修館で、県行政職のインターンシップ(就業体験)に参加中の学生を激励した。「県庁を選んでくれたときには一緒に働き、成果を上げていくことができたらいい」などと話した。

 福田知事は第1クール(20~23日)に参加する学生70人に、県職員を9年勤めた自身の経験や職場環境などを説明。「県職員には日本をリードする気持ちで取り組むよう伝えている」と強調した。

 参加学生の一人で宇都宮大3年増田壮真(ますだそうま)さん(21)は「インターンを通して県庁で働く意義を見つけたい」と話した。