山道を彩るシュウカイドウ

山道を彩るシュウカイドウ

斜面を彩るシュウカイドウ

山道を彩るシュウカイドウ 山道を彩るシュウカイドウ 斜面を彩るシュウカイドウ

 【那珂川】イワウチワの群生地としても知られる富山の山林で、秋の訪れを告げる花ともいわれる「シュウカイドウ」が見頃を迎え、淡いピンク色のかれんな花がハイカーらを和ませている。

 シュウカイドウはベゴニア属の多年草。地域住民でつくる「富山舟戸いわうちわ保存会」が9年前に景観維持のために育て始めた。

 同会によると、今年は8月初旬に咲き始めた。21日現在、群生地に続く約1.2キロの林道や斜面が、ピンクのじゅうたんのように彩られている。

 同会の益子操(ましこみさお)会長(84)は「今年は風雨の影響が少なく、密集したピンクの花が楽しめる。これから花数がどんどん増え、9月初旬には最高の状態になるだろう」と話した。

 山林の維持管理費として1人300円かかる。(問)町観光協会0287・92・5757。