サッカーJ2第28節の栃木SCは25日午後7時から、宇都宮市のカンセキスタジアムとちぎで甲府と戦う。今節を終えると残り10試合。現在、J3降格圏の18位だが17位熊本とは勝ち点差2で、降格圏脱出へ3試合ぶりの勝利をつかみたい。

 通算成績は6勝7分け14敗、勝ち点25。一方の甲府は8勝8分け11敗、勝ち点32の14位。7月の大塚真司(おおつかしんじ)監督就任以降、柔軟な攻撃を維持しつつチームが連動してボールを奪う守備を再構築してきた。

 甲府は今節、チーム最多9得点のMFアダイウトンが出場停止。栃木SCの小林伸二(こばやししんじ)監督は「外国人の能力は怖さがあるが、日本人選手が多い方がまとまりが出てくる」と相手の強みを警戒する。