イベントに向けて水鉄砲などの準備をする実行委メンバー

 【宇都宮】親子向け体験ワークショップを手がける市民団体「マザーズガーデン あすなろ」(大音知子(おおとともこ)代表)は9月8日、地域の歴史を学びながら水鉄砲遊びを楽しむイベント「水鉄砲合戦」を竹下町の飛山城史跡公園で開く。水鉄砲や段ボールの盾を手に“合戦”に挑む親子と、運営ボランティアを募集している。

 同団体の中高生メンバーが「イベントを運営しながら、思い切り遊びたい」と提案。飛山城や合戦の歴史、国指定史跡の意義に学びつつ、親子が水鉄砲で遊ぶイベントを企画した。

 合戦を準備から体感してもらうため、弾薬代わりの水は参加者がそれぞれ持ち寄り会場まで運んでもらう。実行委の星の杜高1年大音風花(おおとふうか)さん(15)は「歴史や史跡に触れながら、みんなが楽しめるイベントにしたい」と意気込んでいる。

 午前9時半~正午。参加費は大人1500円、子ども500円(本年度、同団体のイベントに初参加の人は、1人につき別途1千円が必要)。水鉄砲や水、軽食を用意し、ぬれてもよい格好で来場を。同団体のインスタグラムやブログにある専用フォームから申し込む。

 運営ボランティアの役割は、小学生のサポートなど実行委の補助を予定している。(問)同サークルmothers.garden.asunaro@gmail.com。