見頃を迎えた羽黒山神社のシュウカイドウの花

 【宇都宮】今里町の羽黒山神社参道で、秋の訪れを告げる花として知られるシュウカイドウの花が見頃を迎え、参拝客を楽しませている。

 シュウカイドウはベゴニア属の多年草で、山頂にある神社境内へ続く約50メートルの参道の両脇に自生。今月中旬に開花した。27日は2センチほどの淡いピンクの花と前夜の雨でしっとりとぬれた葉が、見事なコントラストで石畳の参道を彩っていた。

 神社巡りをしている埼玉県美里町駒衣、サービス業戸谷信仁(とやのぶひと)さん(49)は「ちょうど良い時季に来られてうれしい。癒やされます」と話した。

 同神社によると、9月中旬ごろまで楽しめるという。