厚生労働省の2023年の「賃金構造基本統計調査」を基に算出した、フルタイムで働く男女間の賃金格差は本県が全国で最も大きく最下位となったことが29日までに、下野新聞社のまとめで分かった。本県女性の所定内給与の平均額が、男性の71%にとどまった。前年は73・9%で全国45位だった。本県は男性の働き手が目立つ製造業が多いため、賃上げに伴って格差が一層広がったとみられる。
厚労省の賃金構造基本統計調査は、全国4万8651事業所の23年6月賃金を集計。調査を基に、男女間の賃金格差を調べた。
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