広島県に住む栃木県出身者らで組織する「ひろしま栃木県人会」の阿嶋孝征(あじまたかゆき)会長(58)と蔵田圭子(くらたけいこ)副幹事長(49)は30日、栃木県の魅力をPRする「とちぎ未来大使」に任命され、福田富一(ふくだとみかず)知事から委嘱状を受け取った。
会は30代から80代の約30人で構成。毎年広島県で開催される全国都道府県対抗男子駅伝競走大会で、栃木県産イチゴの販売などを行っている。会社員の阿嶋さんは真岡市、小売店経営の蔵田さんは那須烏山市の出身。
阿嶋さんは「ギョーザやイチゴなど本県の魅力はたくさんある。栃木と広島をつなぐ存在になりたい」。蔵田さんは「気が引き締まる思い。栃木の良さを広島の皆さんに知ってもらえるように頑張りたい」と意気込みを語った。