栃木県内で2023年に寄せられた暴走族や暴走行為に関する110番は166件で、ピークだった00年(6400件)の約2・5%と大幅に減少していることが1日までに、県警への取材で分かった。背景には少子高齢化に伴う人員の減少や若年層の車などへの関心低下があるとみられる。一方、いまだ暴走行為はなくなってはおらず、騒音や体感治安への影響は甚大で重大事故の懸念もある。交流サイト(SNS)などでつながる「匿名・流動型犯罪グループ(匿流)」との類似性も指摘され、県警は取り締まりを強化している。
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